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nakarakaneko04

障がい者就労支援事業A型 株式会社なから       「お金はおっかねぇ」

長野市青木島にある、障がい者A型就労支援施設「株式会社なから」です。

季節は新緑の時期を迎え、

自然豊かな長野市内では野山は青々とした光景が広がっています。


私事ですが、もうじき当事業所に通所してから1年が経とうとしております。

これも、「なから」のスタッフの皆さんや、影で私を支えてくれる大切な人たちのおかげで1年間通い続けることが出来たのだと思っております。


さて、最近家を整理していた筆者ですが、幼い頃祖父母に買ってもらった、まんが日本昔ばなしのアニメ絵本がひょっこりと出てきました。 本を読み進めると、某声優さんの声が脳内で再生され、昔懐かしい気持ちになり、祖父母のことを思い出します。

日本昔ばなしは、そのテーマの中に様々な教訓がある話が多く、今回目に止まった物語も改めて見てみると大切なことを言っているのだなぁ……と染み染み思いました。

今回のブログでは、有名なお話の一つ「おむすびころりん」から学ぶ、私達と切っても切り離せない「お金」について書いていこうかと思います。


むかしむかしあるところに、働き者で正直なおじいさんおばあさんと怠け者で欲張りな

おじいさんおばあさんがおりました……。

この話は昔ばなしの定番とも言えるような、ステレオタイプの語り口で始まります。

働き者のおじいさんが、山に木を切りに行き、お昼を食べようとしたところ、おばあさんが作ってくれたおむすびをうっかり落としてしまい、

ネズミの住んでいる穴に落としてしまいました。 おむすびを追いかけ、

おじいさんもその穴に入ってみると、ネズミたちがおむすびのお礼にと、

宴会を開いてくれて、ごちそうや踊りでもてなしてくれます。

お土産をもらい家に帰ってからお土産を開くと、小判がザックザクと出てきたのでした。 それを見ていた隣のおじいさんとおばあさん。自分たちもと、

慌てて山に行き正直じいさんのマネをしておむすびを穴に落としたのですが、

もてなしの途中に猫のマネをしてネズミたちを脅かし、

用意してあった小判を持ち去ろうとするが、出口がわからなくなってネズミたちに捕まり、袋叩きに遭います。 といったところで物語は終わります。

欲の皮が突っ張ると酷い目に遭う。どこかで聞いた話だ……。

そう、全国で相次ぐコロナ給付金の不正受給問題。

毎日のニュースで、続々と不正が明るみになるニュースが伝えられている。

犯人の中には、国税局の職員までいるというのだから驚きだ。

当然の報いで、容疑者たちはいままでの社会的地位や立場を失うことだろう。

楽してお金を稼ごうとすると痛い目を見るというのは、現実も空想の世界も同じことか。 一攫千金を狙いたい気持はよく分かるが、なかなか世の中にうまい話はないわけで、

うまい話には裏があるというのが世の常だ。

お金はおっかねえと言うが、お金は人を狂わせる。

いや、元々の個人の性格からくるものなのか。真面目な人は真面目に生きているものだ。 「おむすびころりん」のオチでは、欲深じいさんの顛末が印象的だが、正直じいさんから学ぶことの方が多い。 毎日汗して働くおじいさんと、同じくそれを支えて毎日汗して家事をするおばあさんの真面目さ、正直さ。 おじいさんとおばあさんの支え合う関係を見ると、自分も大切な人たちに支えられているのだなぁ……と心から思う。

人間は自分ひとりでは何も出来ない。ひとりひとりの力はわずかだが、

お互いの得手不得手を補うことにより百人力にも千人力にもなる。

今の自分はみんなの想いの集合体。そんな気持ちで日々の仕事に取り組めたら良いな……と思う水無月の今日この頃でありました。




写真は、以前に勤めていた職場の敷地に作られていたツバメの巣です。 ツバメの巣は金運が良くなると言われているそうな。世界各地で幸運の象徴とされています。

ブログを見てくださった皆さんにも幸運が訪れますように……。


皆さんも「なから」で働いてみませんか?

「なから」のスタッフ同士、刺激をしあい、社会復帰を目指して成長しましょう。


ご興味がありましたら、下記の電話番号よりご連絡ください。

株式会社なから

TEL026−254−7523

お問い合わせおまちしております。

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